石黒獣医科病院

院長室 Toshiharu Ishigro Official Blog

2006-12-29 13:01:15

タヒチ・アドベンチャークルーズ航海日誌・4 【10月3日】

テーマ:旅行記

今にも雨が落ちてきそうな夜明け。この湾は熱帯樹林が水辺まで迫り曇天の朝は特に暗い。
最悪な停泊地。昨夜は蚊の執拗な攻撃に目覚めること度々。顔も腕もボコボコ。

サファリツアーに8時出発 ボタニカルガーデンまでデンギー 熱帯植物ガーデンにてレクチャーを受ける。バニラツリーの栽培と受粉作業に興味深々(メキシコ原産のバニラにタヒチでは受粉を担う昆虫が存在せず、ヒトの手に頼るほかなし) 爪楊枝ほどの木片で次々と自家受粉をしてゆくガーデンオーナーの手つきがいかにもセクシーに感じられる。

山越えサファリツアーに出発。途中、バニラ加工場を見学、ここはカメラ禁止。家内制手工業。2人の、もうこれ以上脂肪がついたら歩行困難かと思われるポリネシアンのおばちゃんが黙々と選別作業を行っている。島の各農園から集荷した完熟バニラビーンズを波トタンの上で天日干し、夜間は毛布でくるみ発酵、この一連の工程を繰り返す。何の味も、香りもないサヤインゲンに似たバニラの種子が皺しわに、深い褐色に変化するとあの強烈なバニラの香りを発散するバニラビーンズとなる。何故かこの強烈な芳香を嗅ぐたびに昔を思い出す。子供の頃、学校帰りに製菓工場の裏口で嗅いだ懐かしい香りはチョコレートが超高級品であったころの味覚への渇望を思い出させるのかもしれない。タヒチ産バニラが最も高級だそうな。ちなみに工場直売でも一本400円程。峠越えの途中からスコールに見舞われる。ものすごい雨足。山道は恰も川のごとく。何も見えず、車外にも出られず、タバコ吸いたし。予定ではグランドサファリは島に自生する植物のレクチャー付の筈であったが省略。 帰り道はほとんど寝ていた。

昼食 チーズパイ、にんじんサラダ、豆とサトイモ・ブロッコリーの炒め物、ヨーグルト

午後 
RAIATEA島に移動し、島最大の街に5時まで停泊。さっそく買い物に出かける。どこへ行ってもその土地のスーパーマーケットを覗く事が僕の旅の定番。香辛料一瓶、蚊避け(ココナツオイルにレモングラスのエッセンスを溶かし込んだもので中々の効果と使い勝手がよい)を一瓶購入する。 キャサリンは食料、生活物資の調達で山のような買い物。
時間を持て余し、港でルアーを投げてみる。護岸の石組み間際でヒット、高鳴る鼓動につられてリーリングのスピードが速くなる。結構なファイトを楽しむ。日本名「トラギス」に非常に似た魚で尺上はある。ルアーから魚を外すのもまどろこしく、船長のもとへ。
彼も食べたことなく、付近にいたポリネシアンに尋ねたところ、食べられるが不味いとのことで仕方なくリリース。その後ルアーを追うヒラアジを見かけるもノーヒット、残念。


夕食 再びTAHHA島に戻り7時からHIBISCUS(ポリネシアンレストラン)でのレストランディナーのために上陸。長ズボン、襟付きシャツに着替え一応は準正装をする。生バンド、ポリネシアンダンス付のビュッヘ方式だ。店のマネージャーが料理を取りに行く順番をテーブル番号で指定する。何と最後のテーブルではないか?自分たちの順番までの長いことといったら、それはそれは。皆山のように料理を皿に盛っている。俺たちの食うものがなくなる。家内も全く同じ心配なのか、ソワソワしてもう腰を浮かせている。
ポリネシアンダンスに参加すること3回で椎間板ヘルニアの初期症状発現。あの腰のグラインドは真似できず。ベリーダンスもサンバ、レゲエの腰振りもルーツはベットの上のあの動作か?あれを思い描きながら見るからおもろいか?あれをやられたら30秒ももたないなんて助平な事考えながら!!!でも実によく回る腰に大感激!

デンギーのエンジントラブルで迎えが来ず、他のキャプテンの船で送ってもらう。昨夜来故障していたシャワーの排水モーターは直っていた。今夜はたっぷりとお湯が使えそうだ。


バニラツリーの花 :メキシコ原産


バニラの人口受粉


ポリネシアレストランにて :現地人よりポリネジアン


船長のヨット :7つの海を回った船

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プロフィール
石黒獣医科医院院長
1948年生まれ
帯広畜産大学獣医学科卒業
石黒獣医科医院 院長
(社)岐阜県獣医師会・理事
獣医学知識、技術に関しては特筆すべきもの全くなし。
渓流釣りから海釣り、ラン栽培、スキー、登山、マリンスポーツ、「ウドン打ち」に至るまで自称「鬼才」::: 所謂 道楽人。
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