2012-01-01 00:54:53
テーマ:メッセージ
全てが薙ぎとられた荒涼たる風景。その町跡の高台の中学校の避難所。
寒風に身を丸めながら、僅かな救援食糧の受け取りに並ぶ被災者。
横入りをたくらむ者などいない。
おにぎり2個、アンパン1個を家族5人で分けあう窮状にもお互いを気遣う人々。
自分はさておいて他者を思いやる人々。
あの災禍、あの悲惨にあってもなお節度を失わない人々。
そんな陸前高田の映像が私の日常の平穏に突き刺さる。
『頑張ろう東北!』『頑張ろう日本!』そんな掛け声なんていらない。
『生存状況ギリギリにあっても毅然とある民』
あの福島第一原発から逃げた作業員の話は聞かない。
この人々こそが『希望』なのだと思う。
これこそが『国家の品格』なのだと。
今なお悲惨の極みにある人々に本当に申し訳ないと思いつつ、この国に生まれたことを誇りと思い返す正月です。